機能性化学品プラントの増設について

株式会社日本触媒(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:五嶋祐治朗)は、当社独自の機能性モノマー「VEEA」及び機能性ポリマー「エポクロス」、「エポミン」の旺盛な需要に応えるため、各プラント能力を現状の2~3倍に増やし、これら機能性化学品で総売上高100億円を目指します。

「VEEA」は、世界で当社のみが生産する、低粘度でUV硬化性の高いアクリル系モノマー。デジタル・オンデマンド化が進むUVインクジェット印刷向けの反応性希釈剤として、欧米を中心に需要が拡大しています。

「エポクロス」は、世界で当社のみが生産するオキサゾリンモノマーをキーマテリアルとする反応性ポリマー。フィルムや基材への密着性に優れるなどの特徴を有し、環境負荷の少ない水系架橋剤として、PETフィルムやコーティング材向けに需要が拡大しています。

「エポミン」は、世界で当社のみが気相脱水反応で生産するエチレンイミンを重合したカチオン密度の高い水溶性ポリマー。優れた反応性と密着性を有し、重金属処理などの水処理剤やインク顔料の分散剤用途に需要が拡大しています。

<各プラント増設計画>
 製品                             完工予定     立地場所
「VEEA」(2-(2-Vinyloxy Ethoxy) Ethyl Acrylate) 2019年 12月    姫路製造所
「エポクロス」                         2018年 8月     姫路製造所
「エポミン」(ポリエチレンイミン)              2019年 9月     川崎製造所

当社は、上記製品群のような、世界中で求められる機能性化学品の拡充を図り、日本触媒グループ企業理念「TechnoAmenity 私たちはテクノロジーをもって人と社会に豊かさと快適さを提供します」の実現をさらに推し進めてまいります。

以上

【問い合わせ先】
株式会社日本触媒 経営企画室 IR・広報部
℡:03-3506-7605  〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-2-2

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