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ささきしょうこ選手による日本触媒レポート

日本触媒を代表する製品といえば、紙おむつで使われている高吸水性樹脂です。
今回は私の地元・兵庫県にある姫路製造所にお邪魔し、主に高吸水性樹脂がどのような性質を持ち、
どのようなプラントで造られているのかを見学してきました。横断幕で歓迎していただいて感激です!

高吸水性樹脂で
「吸水実験」をしました!

まず最初は、吸水力を体感するため紙おむつに500mlの水を注ぐ実験でしたが、全部軽々と吸い切った上、紙おむつの表も裏もさらさら!技術者の方によると1.5Lまでは大丈夫だそうです。次にシャーレの上に乗った砂状の樹脂に直接水を注ぐと、スポンジケーキみたいに膨らんで塊状になり、小皿を逆さにしても水は一滴もこぼれず、塊は小皿にくっついて落ちませんでした。そして最後は透明な筒に樹脂を入れ、その上に重石を乗せたまま底から吸水させる実験でしたが、あっという間に樹脂が膨らみ、重石が持ち上がりました。すべての実験で、思わず「すごい!」を連発してしまう私でした。

材料~生成~出荷までの流れ

タンカーで原料を受け入れ

姫路製造所は瀬戸内海に面した恵まれた立地条件にあり、原料を積んだ輸送タンカーを直接接岸させることができます。輸送の半分は海上ルートが利用され、製造所に出入りする船は月平均で100隻以上に達するとのこと。届けられた原料は、製造所内に張り巡らされたパイプラインを通って必要な場所へと運ばれます。

アクリル酸生産プラントで、
原料をアクリル酸に

ナフサ(粗製ガソリン)から作られた基礎原料(プロピレン)を、直接酸化する方法でアクリル酸を製造します。この製法を世界で初めて開発したのが日本触媒で、生産能力では世界のトップクラスなんです!すごいですよね。アクリル酸は塗料や接着剤、印刷インキなど幅広い分野に使われていて、いつもお世話になっているゴルフボールの芯の原材料にもなっているそうで、何だか感激です。

吸水性樹脂生産プラントで、
アクリル酸を高吸水性樹脂に

日本触媒の高吸水性樹脂は、その6割以上が姫路製造所で造られています。完成品を触ってみたところ、白い砂のようにサラサラとした粒状でした。製造工程ではもちろん水分厳禁なので、建屋の内側に気密性の高いプラントを二重構造で設置し、その中にある全自動の生産ラインで造られています。

コンテナに積み込んで出荷

プラントで生産され容器に詰められた製品は、コンテナに積み込まれて出荷されます。日本触媒の高吸水性樹脂は世界の紙おむつの約4分の1に使われているので、出荷された製品は、やがて世界中の赤ちゃんを優しくサポートすることになるのですね。

出荷

ささきしょうこさんの感想

「紙おむつってすごく助かるよ」と、子供を持つ友達からよく聞いていました。今回紙おむつの機能を支える高吸水性樹脂を実際に見て、触って、実験を通じてそのすごさを体感できたことで友達にも自慢できますし、ゴルフ中心の生活を送ってきた私にとっては、新しい知識が増えてとてもうれしく思います。日本触媒の皆さん、どうもありがとうございました!

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