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2002年

N-ビニルピロリドンの新規製法による商業生産の開始について

2002年5月8日
株式会社日本触媒

株式会社日本触媒(社長:柳田 浩)は独自に開発した気相製造法によるN-ビニルピロリドンの新規製法を確立し、川崎製造所(川崎市)において生産能力1千トン/年のプラントを完成させ、このほど商業生産を開始しました。

本製法はγ-ブチロラクトンとモノエタノールアミンを原料とするN-(2-ヒドロキシエチル)ピロリドンを特殊な触媒層に通して脱水反応させてN-ビニルピロリドンを高収率で製造できる画期的な製法です。

現在N-ビニルピロリドンは2-ピロリドンとアセチレンをアルカリ存在下に液相で反応する方法で製造されていますが、高圧でアセチレンを取り扱うことによる爆発の危険性やアセチレン発生プラントの併設を要するという立地上の制約および多量のアルカリ廃液が発生するなどの問題点があります。

これに対し当社の気相製造法はN-(2-ヒドロキシエチル)ピロリドンを直接脱水反応するためアルカリ廃液が発生せず、立地上の制約および爆発の危険性もないクリーンで安全なプロセスとなっています。また連続流通法であるため大量生産になるほどスケールメリットが出るという特徴を持っています。

また、当社ではこのたびのN-ビニルピロリドンプラントの稼動にあわせ、モノマー以外にそのポリマーであるポリビニルピロリドンについても製造販売を開始しました。

ポリビニルピロリドンはホモポリマー、各種コポリマーあるいは架橋体等があり、安全な機能性ポリマーとして、医薬用助剤、ヘアケア等化粧品分野、種々の特殊工業用途及び飲料清澄剤等幅広い分野で使用されており、世界的な市場規模は年間2万数千トンあります。

当社はアジア初の量産工場でのN−ビニルピロリドンモノマー、ポリマーの一貫供給メーカーとして、国内およびアジア各国を中心とした顧客需要に応えていくとともに、新規用途分野、新規誘導品ポリマーの開発を積極的に進めることによりグローバルな展開を図ってまいります。

以上

[この件に関するお問い合わせ先]

株式会社日本触媒
ファイン開発業務グループ 電話 06-6223-9196