
社員インタビュー

誰もが働きやすい環境づくりに尽力
製造第4課
上西 礼香
熊本高専生物化学システム工学科 卒
2020年入社
Q日本触媒を入社した理由は?
就職に際しては、高専での学びを活かせそうな化学メーカーがまず頭に浮かびました。インターンシップ先を選ぼうという時になって考えたのが、私たちが普段の生活で手にできる製品を直接作る仕事より、その上流にあるものづくりのほうが大事なのでは、ということです。そんな会社を探すうちに出会ったのが日本触媒でした。早速、日本触媒のインターンシップに参加し、独自の技術で世の中に不可欠な製品を生み出していることを知って大いに魅力を感じました。また、生産拠点が日本だけではなく海外にもたくさんあり、グローバルに事業を展開している点にも惹かれて入社を決めました。


Q日本触媒で働いてみた感想を
教えてください。
私が入社した4年前は女性社員が初めて製造部門の製造オペレーターとして配属されるタイミングだったため、当初は非常に大きなとまどいと驚きがありました。まず自分が作業服を着て仕事をすることは想像していませんでしたし、周りは男性社員ばかりで女性用更衣室の準備も間に合っていなかったりして。しかし、その後上司や会社と相談し、私自身もいろいろ意見を発信しながら、女性も活躍しやすいように働き方や環境を整備してゆく活動を進めていきました。結果、今はもう私が入社当初に感じたような職場の不安な点は解消できているように思います。
Q現在の仕事内容とやりがいを
教えてください。
現在、ポリマー生産プラントの製造オペレーターとして2交替制で勤務しています。主な仕事内容は、製品原料の運搬から小分け・投入、運転状況の監視、機器の点検、製品充填に至る一連の作業のすべてです。ほかに研究部門と連携した新製品の製品化や量産対応、エンジニアリング部門と連携した機器の改造工事などにも当たっています。
現場での生産業務は、知識と経験の両方を積むことが大切です。それを前提に、機器トラブルが発生したときに上司へ相談しつつ自分で対応策を考えたり、先輩・同僚と一緒に課題を解決できたりすると仕事の楽しさとおもしろさを感じます。また、製造現場で数少ない女性社員の一人としてD&I(ダイバーシティー&インクルージョン)推進チームの会合や女性活躍交流会などに参加しており、さまざまな意見交換を行いながらよりよい職場環境づくりに取り組んでいるのもやりがいになっています。
Q今後、挑戦したいことは?
まだまだ勉強中なので製造オペレーターとしての明確な目標は思い浮かびませんが、製造現場で働く女性社員の先駆として、女性目線で現場での働き方や環境の改善にさらに貢献していきたいと考えています。特に今後は製造現場の女性社員も増えてゆくでしょうから、後輩に男性、女性、シニアを問わず誰もが働きやすい環境づくりの大切さを伝えていきたいですね。そうして日本触媒が一層よい会社になればいいなと思っています。


ONE DAY1日のスケジュール
- 7:30
出社
- 8:00
始業、
朝のミーティング - 8:15
現場での
原料仕込み作業 - 12:00
昼休憩
- 13:00
管制室にて
運転状況の監視 - 13:30
昼のミーティング、
2勤への引継ぎ - 13:45
デスクワーク
- 16:00
夕方ミーティング
- 16:15
最終点検
- 16:40
退社
OFFの過ごし方
最近の休日は自宅でドラマやアニメを見て過ごすことが多いのですが、同期メンバーと予定が合えば外出して水族館へ行ったりします。水族館の幻想的な雰囲気の中で魚を見ることが好きで、定期的に遠方や近場のいろいろな水族館を訪ねています。
