研究開発の組織・拠点

研究開発の組織

日本触媒の研究開発としては、新規技術の獲得と次世代材料の創製を役割とするコーポレート研究本部、グリーントランスフォーメーションを推進し、カーボンニュートラル実現に向けた研究開発を担うGX研究本部、既存事業の強化およびその周辺領域への拡大を進める各事業部の研究部に加え、新規事業創出を目指す健康・医療事業室、化粧品事業室及び水・環境事業準備室に研究組織を設置しております。また、生産に適したプロセスを設計・開発することにより製品化を加速する生産技術センター、データ駆動型研究開発の強化を目指すデータサイエンス&インフォマティクス推進室を擁しております。

研究開発の組織図

研究センター

当社がターゲットとする重点分野・領域において、次のコア事業となりうる新しい事業の創出を目指し、要素技術の獲得と次世代材料の創製に取り組んでいます。

開発拠点:吹田(本拠地)、川崎

データサイエンス&
インフォマティクス推進室

情報技術と化学的な専門知識を融合することで、材料研究や生産におけるデータ駆動型の意思決定を支援しています。また持続的な競争力強化のために、インフォマティクス基盤の構築と組織的なデータリテラシーの深耕にも取り組んでいます。

開発拠点:吹田(本拠地)、姫路

評価解析センター

各部門(研究、技術、生産等)が抱える技術課題に対して、分析技術、評価・解析技術やコンピューターサイエンスを融合し、迅速かつ精度の高いソリューションを提供しています。また、最新の解析・評価技術の取得に先導的な役割を担っています。

開発拠点:吹田(本拠地)、姫路

プロセス触媒研究部

環境配慮型の化学品製造技術の確立を目指し、アクリル酸製造用触媒を中心とする化学品製造用触媒の開発に加え、バイオマス原料からのアクリル酸製法確立や次世代触媒技術の創製にも注力しています。

開発拠点:姫路

環境触媒研究部

脱硝触媒、ダイオキシン分解触媒、排水処理触媒等の環境浄化用触媒の研究開発を行うとともに、CO2回収・有効利用やアンモニア水素変換触媒などのカーボンニュートラル技術の開発に取り組んでいます。

開発拠点:姫路(本拠地)、吹田

グリーンイノベーション推進部

当社のグリーンイノベーション戦略の検討を行うとともに、他部門と連携した環境貢献製品の企画開発、及びバイオマス原料やバイオプロセスを活用したグリーンケミカルの研究開発など、幅広い取り組みを推進しています。

開発拠点:吹田

健康・医療事業室
研究グループ・技術グループ

当社の新たな価値創出として、中分子医薬品(核酸およびペプチド)のGMP原薬受託製造を中心に事業を拡充させながら、合成検討から製造、分析に至るまでの一貫したサービスを提供しています。合成・分析技術やDDS(ドラッグデリバリー)技術をはじめとする独自の技術開発を進めることで、一日も早く患者様にお薬を届けることができるよう、創薬開発の一翼を担います。
参考リンク:健康・医療事業室

開発拠点:吹田

化粧品事業室 研究グループ

スキンケア及びその周辺領域をコアターゲットとし、当社保有の素材・技術を活用した化粧品用多機能素材を開発しています。独自素材に加え、外部提携を通して獲得した天然素材や加工技術、さらに処方開発や効果効能評価を組合せ、ストーリー性のある「提案型化粧品事業」を目指しています。

開発拠点:吹田

水・環境事業準備室

水資源の獲得・利用・浄化に関する世界規模の要請に応えるべく、造水から排水処理に至る水資源の持続的循環に貢献できる高機能素材の研究開発を行っています。

開発拠点:吹田(本拠地)、川崎

吸水性樹脂研究部

吸水性樹脂に関する基礎研究、新規製品・新規プロセスの開発、用途開発、技術サービスを一貫して行っています。当社コア事業の国際展開を技術面からサポートしています。

開発拠点:姫路

インダストリアル&
ハウスホールド研究部

洗剤等の日用品分野から自動車、住宅・土木建築、水処理等の工業分野まで幅広い用途で使用できる機能性材料の研究開発を行っています。

開発拠点:吹田

エレクトロニクス&
イメージング研究部

光学フィルム材料、レジスト材料、微粒子材料など、当社独自モノマー / キーテクノロジーを最大限に活用しながらエレクトロニクス、イメージング分野における高機能材料の研究開発を行っています。

開発拠点:吹田(本拠地)、姫路

電池材料研究部

リチウムイオン二次電池、次世代蓄電池等の蓄電池材料、および燃料電池、アルカリ水電解等のクリーンエネルギー関連材料の研究開発に取り組んでいます。

開発拠点:吹田(本拠地)、姫路

イオネル事業プロジェクト技術開発部

リチウムイオン二次電池に用いられる新規電解質イオネル®を世界中に供給するため、最先端のプロセス技術の開発に邁進しています。

開発拠点:吹田

生産技術センター

ベンチスケール実験やパイロットプラントによる実験、プラント設計や経済評価などプロセス工学を駆使、新規生産技術の確立を目指し幅広く活動しています。

開発拠点:吹田(本拠地)、姫路

関連文書

2022年度 吹田市条例第29号第12条による遺伝子組換え実験に関する情報発信

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