研究開発戦略
トップメッセージ
事業創出部門管掌住田 康隆
TechnoAmenity
グループ企業理念「TechnoAmenity」を実践することで、持続可能な社会の実現に貢献し続けます。当社R&D部門はお客様へのスピーディーな対応、満足度向上のため、これまで培ってきた3つのコア技術(無機触媒・有機合成・高分子)を軸とするキーマテリアル開発力をさらに進化させ、今後も競争力ある製品群の創出を目指します。
日本触媒のR&D部門=“人財×技術×情報のスクランブル交差点”
各研究部門間の技術融合による新たな価値創出および産官学との外部連携活動、重点領域における評価・分析技術力の向上、計算科学の高度化とR&Dデジタル基盤の構築を推進し、その成果をマーケティング機能と連動させることでソリューションズ事業の拡大を図ります。
カーボンニュートラル対応
「水素利用の拡大」「CO2吸収・利用」「自動車電動化の進展」「環境規制の強化」「省エネの実現」といった社会課題を化学会社としての機会と捉え、当社の強みを生かした独自性の高い環境貢献製品・技術を提供することで、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みに挑戦します。
2030年 当社R&D部門の目指す姿
- 顧客指向のスピーディな素材・ソリューション開発とサステナブルな社会実現への貢献ができている
- 保有・獲得するコア技術が世界トップレベルであり、継続的進化によりターゲット市場で高い競争力を有している
- 社内外で多様な人財と情報が活発に行き交い、イノベーションを起こす協業ができている
スローガン
「世界に誇る技術と人財で、人と地球に貢献する」
R&D戦略
新規技術開発促進、新規事業創出・育成
- 顧客ニーズへのスピーディな対応
- 技術開発ターゲットの設定
- 市場開拓力強化
サステナブルな社会への貢献
- カーボンニュートラル時代に適合
- 環境対応技術の事業展開強化
R&D組織の体質強化
- 人的リソースの確保と機動的な配分の実行
- 効率的な研究開発のためのツール活用促進
- 横串機能(知財戦略、人材戦略)の強化
DXの取組み
目指す姿
データ蓄積+MI徹底によるR&Dのスピードアップ
- 研究開発の高速化
MIの活用により研究開発の高速化を実現
- 研究データの網羅的な蓄積
実験データの標準フォーマット及び蓄積システムの整備
- データ収集の効率化
ラボのIoT化によりデータを効率良く収集
筋の良いテーマ設定
- ニーズ・シーズマッチング
自然言語処理によるニーズシーズのマッチング支援
デジタル技術による業務の効率化
- 実験作業の自動化・効率化
装置のオンライン化・自動化により実験作業を効率化
DX人材の強化
- 二刀流人材
データ蓄積 / データ解析技術を習得し使いこなせる研究者の育成
- 専門人材
データサイエンス&インフォティクス領域をリードする専門家の育成・採用
- MI:マテリアルズ・インフォマティクス
公的研究費の管理・監査体制
公的研究費の管理・監査体制や公的研究費の不正防止に関する基本方針を定めています。