プラントエンジニアリング職
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WORK & PEOPLE

仕事と人

工学研究科 機械物理系専攻 修了

エンジニアリング統括部 建設グループ
主任部員

國樹 優輔

2010年入社

キャリアステップ紹介

01

2度の海外プラント建設への
挑戦が自分を大きく
成長させてくれた

入社
2〜4
年目

姫路製造所 エンジニアリング統括部 建設グループ

大規模プロジェクトでプラント建設の基本を習得

入社後、姫路製造所にて吸水性樹脂プラントの建設業務を行うグループに配属になりました。1年目に仕事の大きな流れを学び、2年目には新規アクリル酸製造設備の建設プロジェクトに参加。先輩社員や他部門の方々から建設業務の進め方、プラント設計の考え方、アクリル酸設備の特徴などを教わりながら、物品調達や設備設計、工事手配ほかプラント建設に必要な実務をひと通り経験しました。毎日が学びの連続の中で無事に新設備が完成し、各種検査にも合格して実際に稼働する様子を見た時には、社会人になって初めての達成感を感じました。

入社
7〜9
年目

NIPPON SHOKUBAI EUROPE N.V.

プラント建設のノウハウを携え初の海外赴任を経験

入社7年目に海外勤務を命じられました。赴任先はベルギーで、担当することになったのは国内で経験していた新規アクリル酸製造設備の建設です。私は語学力に不安を覚えながらも現地の工事業者に工事を依頼したり、さまざまな指示を出したりしつつ懸命に業務に取り組みました。文化や国民性の違いによって必要資材の事前準備や工程管理面など日本で当たり前のことがなかなか理解されず相当な苦労を要しましたが、私は粘り強くそれらの必要性を説きながら何とか建設工事を完遂。日本の工事協力会社に多岐にわたり助けられていたことを改めて理解しつつ、自身初となる海外業務を達成したことで大きな自信を得ました。

入社
10〜14
年目

PT.NIPPON SHOKUBAI INDONESIA

工事責任者の補佐として海外プラント建設に連続従事

ベルギーから帰国した翌年、インドネシアにおける新規アクリル酸製造設備の建設プロジェクトに従事することになりました。今度の私の役割は現地での工事責任者の補佐として、海外プラント建設を初めて担当する後輩社員の教育も行いながらの業務でした。奇しくも工事期間中に新型コロナウィルスの世界的流行が起こり、必要資材の確保や海外技術者の入国が困難となる事態が発生。当初の建設計画よりも工程を大幅に延長せざるを得なくなった一方、大いなる苦境を乗り越えて建設工事を完了できた時は、それまでで一番の達成感で胸が満たされました。

今後のキャリアビジョン

2度の海外駐在を経て日本に戻ってから、私のメイン担当業務は建設実務から後進の教育指導へと大きく変化しました。そうした状況にいる今、自分自身の成長の糧となった海外での仕事の喜びや達成感を、後輩社員にもしっかり経験してもらう指導に力を入れたいと思っています。また一方で、一エンジニアとしてこれまで得た知見を十分に活かし、日本触媒が今後拡大を目指している新規製品のプラント建設に積極的にチャレンジしていきたいと考えています。