WORK & PEOPLE
仕事と人
プラントエンジニアリング職
社員紹介
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プラントの安定稼働に欠かせない 電気設備のスペシャリストへ一直線
工学部 電気電子工学科 修了
姫路製造所エンジニアリング部
電気計装課
大野 雄貴
2018年新卒入社
選んだ理由
電気系出身の私は就職活動時、電気メーカーや重工メーカー、電力会社などを中心にさまざまな企業を調べていました。その中でたまたま知って惹かれたのが、プラントという非常にスケールの大きなものづくりができる化学メーカーです。なかでも日本触媒は、プラントの建設から保全まで自社で行っているところに魅力を感じました。そこでインターンシップに参加し、工場見学をした際にプラントの規模に圧倒されるとともに志望する気持ちが高揚。交流した先輩社員の皆さんもとてもよい雰囲気だったので、入社を決意しました。

大規模工事を含む
電気設備・機器の保全にまい進
現在私はプラントの安定操業を行うための設備の保守・保全業務、および老朽化した機器の更新業務に当たっています。特に担当しているのは制御盤やモーター、変圧器といった電気設備で、姫路製造所内で約30年に一度行われる変電所更新という大規模な工事の機器設計や施工計画にも携わっています。この変電所更新工事を無事に完遂させることが、目下私が力を注いでいることの一つになります。またもう一つ、自身に対して注力しているのがエンジニアとしての強みの創出です。ある分野に関しては他のエンジニアに負けないと自負できるよう、関連する専門知識の習得に日々努めています。

自分の知識が増えて仕事に
活かせるのがおもしろい
仕事でおもしろく感じるのは、変圧器や配電盤、モーターなどさまざまな電気機器について着実に詳しくなり、それを実務にダイレクトに反映できる点です。設計を行う際やトラブル発生時は該当機器について詳細まで知る必要があり、それを繰り返していくうちに各知識が増えてスムーズに仕事を進められるようになります。自分の持つ知識が多いほどいざという場合に応用が利くため、電気機器以外のことでも興味がある事象については積極的に上司や同僚に質問するよう心がけています。規模が大きな工事ほど多種多様な課題やトラブルが発生しますが、それらを蓄えた知識をもとに乗り越えたときは十分なやりがいと自分の成長を実感できます。

より効率的なものづくりを目指し
DX導入を推進したい
日本触媒のプラントがしっかりと時代の波に乗れるように、姫路製造所内にDXなどの新規技術を積極的に取り入れていきたいと思っています。化学メーカーではまだDXをうまく活用できているところが少ないように感じているので、設備関係の協力会社などと密に連携しながら、少しずつでも導入を進めていきたいと考えています。そうした活動を積み重ねて所属するエンジニアリング部独自の付加価値を創造し、より効率的なものづくりができる製造現場にしていくことが私の目標です。
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MOTIVATION
学生時代の学びで
活かせていること学生時代に学んだ電気機器の構造や電気回路などの内容は業務に活かせていると思います。一方、実際の仕事では教科書に書かれたこと+αの知識が必要になることが多いので、今更ながらさらに詳しい内容を勉強したい気持ちがよく涌き起こります。
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OFF TIME
OFFの過ごし方
普段の休日で疲れているときはインドアでカラオケやゲームをしてゆっくり過ごし、元気があるときはドライブがてらマイカーで外出します。部門の取り組みにより長期休暇も取得できるので、その際は遠方への旅行を楽しんでいます。