DX特設ページ
DX推進本部 DX推進部
導入支援グループ
清水 美里 Misato Shimizu
2022年キャリア入社
理工学部 卒
※所属部署・役職は撮影当時のものです。
前職で約5年、社内SEとして業務アプリ開発やインフラ構築、運用保守などを担当しました。小規模ながら幅広い仕事を経験できた一方、大きなプロジェクトに携わって自分の力を試したい気持ちが高まり転職を決意。あらゆる産業に関わる素材を作る日本触媒の求人を知り、入社すれば自分の仕事が社会に影響を与えられるように思い応募しました。日本触媒はまさにこれからDXに取り組み、自社の変革を加速しようとしていたタイミングで、いろいろな仕組みづくりに携われると聞いて魅力を感じたのが決め手です。
現在の仕事内容
私が所属するDX推進部導入支援グループでは、全社的なDX施策とのバランスを踏まえた各事業部のサポート、さまざまな技術やシステムのPoC(※1)、導入後のPDCA実行などを主に担っています。またベンダーやIT部門とのシステム構成に関する討議、データ解析やRPA(※2)開発・プログラム開発といった業務も行います。その中で私は、事業企画・品証部門主体の対顧客業務の改革プロジェクトをメインに手掛けつつ、ほかの部門から寄せられる業務効率化・高度化の依頼に対するソリューション選定、提案なども行っています。デジタル技術を利用した改革や新システムの導入と共に、時には既存の仕組みや風土を作りなおし、会社全体の変革を先導していくのが私たちのミッションです。実際に業務に当たる方々の求めることを深く理解し、前向きに使ってもらえるシステムにすることが何より重要なので、日々それを第一に考えながら仕事に臨んでいます。
※1)PoC(Proof of Concept)=概念実証
※2)RPA(Robotic Process Automation)=PC上で行う業務をロボットで自動化する技術
DX推進の可能性
DX推進部では(1)既存業務のデジタル化 (2)既存業務の効率化 (3)デジタル技術に関する社内人材育成 の3つを含めてDXと捉えており、これらを達成することで、真の目的である「会社のあり方や事業の変革」を起こすための素地が整えられると考えています。私たちが実際の業務に従事する現場の社員に扱いやすいデジタル基盤を提供することで、皆さんが新しい物事に取り組める時間や知識・スキルを得て、それがさらなるDXの種となって新しい価値創出や会社の成長につながっていくと思います。化学・素材の業界において新しい製品や事業を創出することは大変困難と考えられますが、今、力を注いでいるDXの取り組みの先にはそれを実現できる可能性が大きく広がっていると感じています。
日本触媒のDX推進に向けて
現状必要と感じているのは、全社的なITリテラシーの底上げと積極的にデジタルを利用する風土の醸成です。製造・研究・マーケティング・営業・間接など全部門の社員がデジタルに関する知識や有効な考え方などを身に付けることで、最終目標である会社の変革が大きく加速します。一方、私たちDX部門もIT知識・技術の日々のアップデートはもちろん、社内外の環境変化を敏感に察知したり、積極的なコミュニケーションで現場の隠れた課題や暗黙知を引き出したりする力を身に付けることが非常に大切です。現在は変革を少しずつ前に進めるために、まずは基盤構築などの土台を固める部分に注力しています。
当部署には異なる領域の得意分野を持つ精鋭メンバーがそろっていて、お互いの知見や意見を出し合いながら課題解決を図っています。社内から多くの改善要望が寄せられたり、現場メンバー主体の業務改善ワーキンググループが立ち上がったりなど、改革へ向かう雰囲気は非常に活発だと感じます。リニューアルされたばかりの本社オフィスは綺麗で明るく、フリーアドレスで他部署の人とのコミュニケーションも取りやすい環境。在宅勤務やフレックス制度もあるので働きやすいです。