株式会社 日本触媒

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海外経験者座談会
グローバルな企業力アップを目指して
社員の海外経験を積極的に支援 グローバルな
企業力アップを目指して
社員の海外経験を
積極的に支援

欧米・アジア6カ国に生産拠点を有し、グローバルにビジネスを展開している当社では今日の海外売上高は全体の50%以上を占め、社員の活躍の場はまさに世界が舞台になっています。海外での仕事の特徴と意義を3名の先輩社員が紹介します。

人事部 
人事企画グループ グループリーダー

三穂野 弘文

1993年入社
法学部 卒

SINGAPORE ACRYLIC PTE LTD /
NIPPON SHOKUBAI (ASIA) PTE.LTD.

瀧下 裕貴

2010年入社
商学部 卒

経営企画本部
関連事業統括部

宇田川 知久

2011年入社
経済学部 卒

THEME012つの道で
海外勤務のチャンスがある

宇田川
私は入社4年目の時に海外トレーニー制度で1年間、シンガポールの製造販売拠点で仕事をする機会をいただきました。同制度は三穂野さんが成立に尽力されたと伺っています。ご自身の経験からその必要性を感じられたのでしょうか?
三穂野
お二人が入社される以前、私が4年間ベルギーの拠点でマネジメント業務に当たった際にグローバル人材の育成が急務であることを痛感しました。というのも、現地の言葉や文化を知らずに仕事をするのは慣れるまでに時間がかかるし、日本から突然やってきた社員が現地業務に精通したローカルスタッフを管理指示するのは非常に難しいと思ったからです。それで本社人事部へ帰任した時に、若手社員に海外業務を経験してもらうトレーニー制度を会社に申し出て実現しました。宇田川さんは確かその制度を利用した2期生でしたね。どんな仕事をしましたか?
宇田川
現地での総務や人事、経理など事務管理のサポート業務に幅広く携わりました。今は日本からシンガポールとアメリカ、ベルギーの拠点運営に関する広範な業務を行っており、トレーニー経験のおかげで海外の知識や感覚がつかめて仕事がやりやすいと感じています。瀧下さんは現在シンガポールの関係会社で働いておられますが、いかがですか?
瀧下
私はトレーニー制度を経ずにこちらに異動して、もう4年目になります。入社時からグローバルな仕事は希望していましたが、思ったより早く海外勤務の機会が得られた印象ですね。仕事はシンガポールにある拠点2社の財務や総務、IT分野の進展などを担当しています。三穂野さん、私のように直接仕事で赴任する場合とトレーニー制度で行く場合があるようですが、当社では今どのくらいの社員が海外勤務を経験できているのでしょうか?
三穂野
大卒事務系社員で言うと、私の世代で8割くらいの方が海外勤務を経験しています。当社は海外での製品売上げ比率が年々伸びているため、今後はさらにその割合や動向は高まっていくように思います。

THEME02異文化の中で
鍛えてほしい発信力

三穂野
海外勤務で学んだことがお二人ともたくさんあると思います。特に印象深い気づきや、それによって自分の仕事姿勢が変わったと思うことがあれば聞かせてもらえますか。
宇田川
一番は、日本での仕事のやり方が当たり前ではないことです。現地で働く人たちの考え方や気質が全然違いますから。日本では仕事でも沈思黙考が美徳のように考えられがちですけど、それでは意思決定に時間がかかりますし、相互理解もなかなか進みません。どんな意見も率直に言うことが大事で、そのほうが相手も喜ばしく思うことに気づきました。もともと自分は先陣を切る性格でもなかったのですが、帰国してからは積極的に発言して仕事を引っ張っていくようになったと思います。
瀧下
確かに日本では共通の価値観で仕事をすることが多く、逐一説明をしなくても通じることが多いですね。私はシンガポールではマネージャー職になり、自分から物事を決めて言葉も文化も考え方も異なる人たちにはっきり指示しないといけないので、発言も行動も能動的に行うことを学びました。仕事に対する主体性や積極性は海外に出たことで一段伸びたと感じています。
三穂野
若手社員に海外で最も体得してほしいのが、そのような自分の意思をしっかりと相手に伝える「発信力」です。異文化に触れながら仕事をしたり、語学力を磨いたりすることも大事なのですが、知識だけでは世界で力を発揮できません。私はどんどん主張してくる外国人に負けない発信力を鍛えてもらうことが海外赴任の最大の目的と考えているので、二人の言葉を聞いてとても嬉しく思います。

THEME03会社と社員一丸で
世界へ向かって

三穂野
海外での仕事経験を踏まえて、当社はどのような可能性を持つ会社だと思っていますか。これからの自分自身の目標も含めて聞かせてください。
宇田川
今後数十年は世界人口の増加が予測されているので、紙おむつ用の高吸水性樹脂に代表される当社の製品群はさらにグローバルに人々の生活を支え続けていくと思います。その中で私は海外トレーニー制度で培った語学力や経験値を活かし、いずれはどこかの国の海外拠点の責任者になって経営面に深く関わってみたいと考えています。
瀧下
今、世界中が持続可能な社会の実現に向かって動いています。当社はこれまでに培った高い技術力を発揮し、また進化を続けることで、そのためのさまざまな課題解決に大きく貢献していくでしょう。私は今の海外駐在経験で育んだ柔軟な発想と広い視野を活用して、会社が目指している「変革」に貢献していきたいです。
三穂野
心強い言葉をありがとうございます。世界中のマーケットを相手にした当社の活動は今後増々加速していきますので、将来当社の運営に携わる社員はおそらく二人のような海外勤務経験者ばかりになると思います。海外志向の人なら間違いなくそのチャンスが豊富で、海外への一層の飛躍が楽しみな会社であることをこのサイトを見る学生さんへのメッセージとしてまとめ、本日の座談会を終了することにしましょう。お二人ともお疲れさまでした。