枚田 健上席研究員、ハンス・キュール(Hans-Kuehl)メダルを受賞: ポリカルボン酸系コンクリート混和剤用ポリマーの開発
株式会社日本触媒(本社:大阪市中央区、社長:池田全徳、証券番号:4114.T)研究本部・枚田 健(ひらた つよし)上席研究員は、ポリカルボン酸系コンクリート混和剤用ポリマーの開発において、ハンス・キュール メダルをドイツ化学会から受賞いたしました。この賞は、建設化学分野において極めて独創的なテクノロジーを発明、発展させ、世界の建設産業に著しい貢献を果たした個人に贈られるものです。
当該ポリマーは、当社にて商品名:アクアロックとして製造販売されており、その高い減水性能が認められ、明石海峡大橋や東京湾横断道路などの高強度、高信頼性が要求される建造物に使用されています。当社は1987年に事業化し、現在、日・米・中に計10.1万トンの生産能力を持っています。
ハンス・キュール メダルは、セメント化学で著名なドイツのハンス・キュール(Hans Kuehl)教授(1879-1969)を記念して2003年から始まり、これまでドイツ国内外で7名が受賞しています。日本では、元・花王株式会社の服部健一氏がナフタレンスルホン酸系減水剤で2003年に同賞を受賞しています。
当社は、今後も独創的で優れた技術を開発・企業化し、企業理念「テクノアメニティ、私たちはテクノロジーをもって人と社会に豊かさと快適さを提供します」の実現にまい進してまいります。
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