インドネシア子会社で高吸水性樹脂(SAP)製造設備増設起工式を開催

 株式会社日本触媒(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:野田和宏、以下「日本触媒」)のインドネシア子会社であるPT. NIPPON SHOKUBAI INDONESIA(以下「NSI」)は2025年8月7日、インドネシア共和国バンテン州チレゴン市にて高吸水性樹脂(以下「SAP」)製造設備増設の起工式を執り行いました。

 主に紙おむつに使用されるSAPは、日本触媒グループのコア事業のひとつです。その需要は堅調に推移しており、特にアジア圏内での需要が旺盛です。日本触媒グループは、日本、米国、欧州、中国、インドネシアにSAPの生産拠点を有し、グローバルな供給網を構築していますが、NSIにおける既存のアクリル酸(SAP原料)生産能力を活用し、SAP生産能力をさらに増強することを決定しました。
 NSIにおけるSAP増設プロジェクトにより、日本触媒グループのグローバルSAP生産能力は以下の通りに拡大され、SAPの世界トップサプライヤーとしての地位をより強固にしてまいります。

日本触媒グループのSAP生産能力

2025年8月2027年7月
SAP 71万トン/年76万トン/年

1. 投資内容
生産能力 SAP 5万トン/年
(既存能力9万トン/年と合わせて計14万トン/年の生産能力となる)
時期 2027年1月末完工、2027年7月商業運転開始
場所 NSI既存敷地内
設備投資金額 約110百万米ドル

2. NSIの会社概要
設立 1996年8月設立
所在地 インドネシア共和国バンテン州チレゴン市(本社および工場)
代表者名 三穂野 弘文(みほの ひろぶみ)
事業内容 アクリル酸およびアクリル酸エステル、高吸水性樹脂の製造・販売
資本金 120百万米ドル(払込資本金) 日本触媒 99.9%出資
従業員数 449名(2025年3月末現在)
ウェブサイト https://shokubai.co.id/

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