2018年社長年頭挨拶（要旨）　株式会社日本触媒　五嶋祐治朗

明けましておめでとうございます。
後半中期経営計画の大事な発射台となる今年度上期、原料価格や為替が大きく変動する中、増収増益を達成しました。後半中計目標達成に向けた皆さんの努力の賜と感謝致します。

当社の大きな収益基盤であるSAP事業の世界的競争激化に何としても勝ち抜くため、SAPサバイバルプロジェクトを一昨年10月にスタートさせました。具体的かつ実行可能なテーマを絞り込み、今年度より実行に移し始め、その成果も徐々に出始めています。また、成長事業・分野へのシフトを行い、守りから戦う会社へ生まれ変わる“新生”を果たしていくことを目指しています。成果はこれからですが、健康・医療、化粧品、マロネート、LiFSIなど、少しずつ種が芽生えてきています。既存事業においては、様々な製品で事業拡大・効率化に取り組みます。新しいことへのチャレンジは困難を伴いますが、知恵と勇気、組織力でそれを乗り越え、ぜひ大きな成果に繋げていきましょう。

皆さんひとりひとりが、全社の目標をしっかりと認識し、目標達成のために何ができるかしっかり考え、行動してください。そのために、仕事革進の取り組みとして、私が委員長を務める委員会を立ち上げ、施策案を具体化し、この４月から順次実行していきます。

後半中計に込めた思いや、計画達成に向けた決意を社長メッセージ動画で配信しました。私自身も時々それを振り返り、様々な環境の変化にも対応していきたいと思います。皆さんも、それぞれの立場での役割だけでなく少し枠を広げて、計画達成に向けて何ができるか、ぜひ考えてみてください。2020年には、その先10年の確実な成長を見通せるよう、今年は具体的な前進の年にしていきましょう。


以上

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