PT. NIPPON SHOKUBAI INDONESIA社:アクリル酸設備建設起工式開催

 株式会社日本触媒(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:五嶋祐治朗) のインドネシア子会社PT. NIPPON SHOKUBAI INDONESIA(以下NSIという)は、2019年7月11日、同社敷地内(インドネシア共和国チレゴン市)にて、アクリル酸(AA)10万トン/年設備建設の起工式を執り行いました。(NSI社の概要および今回投資の内容は後述)

 当社のコア事業のひとつであるAAは、高吸水性樹脂(SAP)や、アクリル酸エステル(AES)等の原料として堅調に需要が伸びていく見込みです。特に近年、アジア圏においてAAの需給バランスは非常にタイトであり、この需要に対応し供給責任を果たす為、昨年10月にNSIでの増設を決定いたしました。これにより、本AA増設後の当社グループ年間生産能力は以下の通りに拡大され、安定供給体制のより一層の強化を推進してまいります。

<表 当社グループのAA生産能力(万トン/年)>
2019年7月現在:88
2021年11月以降:98

1. NSI社の概要
設立     :1996年8月
所在地    :インドネシア共和国チレゴン市(本社および工場)
代表者名  :社長 藤田 寿一
事業内容  :AA およびAES、並びにSAPの製造・販売
資本金    :120百万米ドル(払込資本金) 当社99.9%出資
従業員数  :458名(2019年3月末現在)

2.今回投資の内容
生産能力  :AA 10万トン/年
        (既存能力14万トン/年と合わせて計24万トン/年の生産能力となる)
時期     :2021年3月末完工、同年11月商業運転開始
場所     :NSI既存敷地内
設備投資額:約200百万米ドル

以上

【問い合わせ先】
株式会社日本触媒 IR・広報部
TEL:03-3506-7605  〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-2-2

起工式の様子

【関連ファイル】

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