PT. NIPPON SHOKUBAI INDONESIA社:アクリル酸製造設備増強に関するタックス・ホリデー認可取得について

 株式会社日本触媒(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:五嶋祐治朗) のインドネシア子会社PT. NIPPON SHOKUBAI INDONESIA(以下NSIという)は、昨年10月に決定したアクリル酸(以下AAという)製造設備の増強に関し、インドネシア共和国財務省よりタックス・ホリデー制度(※)の適用認可を受けたことをお知らせいたします。

 当社のコア事業のひとつであるAAは、高吸水性樹脂(以下SAPという)や、アクリル酸エステル(以下AESという)等の原料として堅調に需要が伸びていく見込みであり、昨年10月にNSIでの増設を決定し、本年7月には建設起工式を開催しております。

※タックス・ホリデー制度概要
 インドネシアの産業集積に貢献度が高い投資に対する法人税減免制度。NSIの今回の投資については、商業運転開始から7年間にわたって100%の法人税免除、及び、それ以後の2年間にわたって50%の法人税免除を受けることができる。

1. NSI社の概要
設立    :1996年8月
所在地   :インドネシア共和国チレゴン市(本社および工場)
代表者名  :社長 藤田 寿一
事業内容  :AA およびAES、並びにSAPの製造・販売
資本金   :120百万米ドル(払込資本金) 当社99.9%出資
従業員数  :458名(2019年3月末現在)

2. 今回投資の概要
生産能力  :AA 10万トン/年
        (既存能力14万トン/年と合わせて計24万トン/年の生産能力となる)
時期     :2021年3月末完工、同年11月商業運転開始
場所     :NSI既存敷地内
設備投資額 :約200百万米ドル

以 上

【問い合わせ先】
株式会社日本触媒 IR・広報部
TEL:03-3506-7605  〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-2-2

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