徹底解説|エクソソーム(化粧品原料)とは? ‐化粧品原料として活用されるエクソソーム‐
- 主な用途
化粧品・医薬部外品
- 用途分類
化粧品原料として活用が進むエクソソーム。 CICAとして知られるツボクサをはじめ、甘草やシャクヤクなどの植物由来に加え、乳酸菌由来など、原料の由来によって異なる特性を持つのが特徴です。
多様な由来のラインナップを通じて、スキンケア処方への応用が期待されています。ここでは、エクソソームの基本概念とともに、その特長について解説します。
エクソソームの基礎知識
エクソソーム(Exosome)は、細胞から自然に分泌される微小な粒子(細胞外小胞)です。脂質二重膜で構成されたナノサイズの構造体で、内部にはタンパク質や核酸など多様な成分が含まれています。
分泌元の細胞の情報を反映した成分を内包していることが特徴とされており、細胞間の情報伝達に関与すると考えられています。

植物性エクソソームとは?
植物性エクソソームは、植物細胞から得られる細胞外小胞(EVs)です。 エクソソームと同様に、脂質二重膜で構成されたナノサイズ(約50〜200nm)の構造を持ち、内部にさまざまな分子成分を含んでいます。
ヒトの毛穴(約20〜50µm)と比べて非常に小さい微粒子であることから、化粧品分野において応用が検討されている素材の一つです。また、由来となる植物によって含有成分や特性が異なることも特徴として挙げられます。

植物性エクソソームとリポソームの違い
植物性エクソソームは、天然由来の微粒子で核酸やタンパク質など多様な成分を内包している点が特徴です。 一方、リポソームは人工的に設計され、目的に応じて成分を封入できる点に特長があります。
| 項目 | 植物性エクソソーム | リポソーム |
|---|---|---|
| 製造プロセス | 抽出物から分離・精製 | 人工的に合成 |
| 由来 | 自然産生 | 人工設計 |
| 構造 | ヒト細胞様の脂質膜構造 | ヒト細胞様の脂質膜構造 |
| 含有成分 | 核酸・タンパク質など多様な成分を内包 | 各種目的成分を封入可能(セラミドなど) |
| 特性 | 原料の由来植物そのもののストーリ性を作ることができる | 内包成分、粒子サイズなど設計自由度が高い |
ACTIVON社のAcxosomeシリーズ
Acxosomeシリーズは各種植物、乳酸菌などを由来とする複数のラインアップがあります。各種製品の詳しい機能性などについては、お問い合わせください。
| 製品名 | 由来 | 機能 |
|---|---|---|
| Acxosome-CICA | ツボクサ![]() | 保湿、バリア改善、アンチエイジング、抗炎症、細胞賦活 |
| Acxosome-Licorice | カンゾウ根![]() | 美⽩、アンチエイジング、バリア機能サポ―ト |
| Acxosome-Paeonia | シャクヤク![]() | 抗炎症、アンチエイジング、抗酸化 |
| Acxosome-LactoR | 乳酸桿菌 (Lactobacillus reuteri) ![]() | 細胞賦活、抗炎症、抗酸化、バリア機能サポート |
| Acxosome-LactoP | 乳酸桿菌 (Lactobacillus paracasei) ![]() | アンチエイジング、抗シワ、抗炎症、美⽩、抗酸化 |
| Acxosome-SOYSOME | 黒豆のカルス![]() | 保湿 |
| Acxosome-Green Tea Phytosome | チャノキのカルス![]() | 抗炎症、刺激緩和(臨床試験) |
| Acxosome-Panax-EV | オタネニンジンのカルス![]() | 抗酸化、抗シワ、バリア改善 |
想定用途
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日本触媒の化粧品原料

1.本ページに掲載している内容は、日本触媒が提供する化粧品原料に関する一般的な情報を目的としたものであり、最終製品としての化粧品の効能効果、安全性または有効性を保証するものではありません。
2.記載されている機能説明、作用、試験データ等は、原料単体または特定条件下での評価結果や知見に基づくものであり、実際の化粧品処方や使用条件における効果を示すものではありません。
3.本原料は化粧品用途を想定したものであり、医薬品、医療機器、再生医療その他の医療目的での使用は想定していません。







