株式会社 日本触媒

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機電系社員座談会
プラント建設から保全まで一貫推進する魅力
任される幅広い業務が自らの成長の糧になる プラント建設から保全まで
一貫推進する魅力
任される幅広い業務が
自らの成長の糧になる

日本触媒では機電系出身の多くのエンジニアが活躍しています。
プラント建設からメンテナンスまでに携わるその仕事にはどんな特徴があり、
社員はどのような思いで働いているのでしょうか。
姫路製造所と川崎製造所に所属する先輩後輩2組の社員に語り合ってもらいました。

姫路製造所
エンジニアリング部 機械土建課

上山 勝義

2007年入社
工学部 船舶海洋工学科 卒

姫路製造所
エンジニアリング部 機械土建課

福井 貴大

2016年入社
機械・電子システム工学 卒

川崎製造所
エンジニアリング部 電気計装課

室井 善貴

2008年入社
工学研究科 電気工学専攻 修了

川崎製造所
エンジニアリング部 電気計装課

船山 俊哉

2015年入社
電気工学科 卒

THEME01日本触媒を選んだ
それぞれの思い

上山
皆さんの中で最も入社が早い私は、キャリア採用で当社へ転職しました。前職はエンジニアリング企業で顧客のプラント構築に従事していたのですが、分業が基本で業務全体の一部しか手掛けられず、プラント立ち上げの最初から最後まで一気に携わってみたいと考えたからです。皆さんはどうして当社へ?
福井
私が入社を決めた理由もほぼ同じです。自社でプラント建設から保全まで行っている日本触媒なら、幅広い技術とスキルを身に付けて自分が成長できると思いました。学生時代は機械系の専攻で熱力を学んでいたので、その知識を活かせそうと考えたこともあります。
室井
電気系出身の私は、当たり前のように電機メーカーに進んで大勢の中の一人に埋もれるのを避けたい気持ちがありました。実験室にこもって行う研究もどちらかと言えば苦手でしたし。その点、豪壮な化学メーカーのプラントが相手なら無理なく力を発揮できそうに感じたのです。日本触媒は自社でプラントを造っていた上、社員や部門の密な協力体制が仕事のベースになっていると聞いて大いに惹かれました。
船山
私も電気系出身で、もともとは電力会社を志望していました。しかし、就活でさまざまな業界を調べるうちに、自分が携わる技術や製品を世界に発信できるような仕事に就きたくなりまして。そうした中で日本触媒に出会ったのですが、プラントに関する幅広い業務を若いうちから経験できることに魅力を感じて入社を決めました。

THEME02出向や海外勤務で
確実に知識が広がる

上山
福井さんと船山さんは入社後、プラント保全の実作業を行う当社グループのエンジニアリング会社に出向して現場を経験されましたね。私や室井さんが入社した頃はそのような制度がまだ整備されていなかったのですが、その経験が今の仕事に役立っていますか?
船山
私は入社5年目の1年間出向したことで、机上では学べないリアルな仕事知識や感覚が身に付いたと思っています。今、携わっているプラント電気設備の保守点検や改造工事の計画・推進に欠かせない現場知識を格段に向上させることができましたし、出向経験によって協力エンジニアリング会社との連携力もアップした気がします。
福井
私も入社初年度の秋から約3年間出向して、現場の施工管理監督を務めました。現在プラント保全担当として定期整備や日常メンテナンスの計画業務をメインに行っている中、その頃の経験のおかげで工事仕様書や工事手配、工程調整などを考える際にすぐに現場のイメージが湧いて、とてもスムーズに仕事ができています。実はこの出向期間中、初めて海外で仕事をする機会がありました。ベルギーの拠点への短期出張だったのですが、それもグッと仕事知識を広げるよい経験になりました。
室井
エンジニアも海外で仕事をするチャンスがたくさん巡ってくることは当社の特徴ですね。私もこれまでに海外へ数回行く機会があり、またインドネシアやタイなどのプラント建設プロジェクトに携わったこともあって、日本と異なるビジネスの常識や進め方などをいろいろ学びました。苦労が大きい反面、海外に出て仕事をこなすと自分の力が飛躍的に伸びるのはよくわかります。
上山
私は前職でのキャリアがあったため、入社4年目に米国でのプラント立ち上げでエンジニアリング分野を一任されました。ずっと望んでいたこととはいえ、現地でのプラント建設からメンテナンス体制の構築、組織運営までを行った約6年間は悪戦苦闘の連続。国内での仕事がいかにやりやすいかも痛感しました。しかしその時の経験はグローバルなコミュケーション力や自分のマネジメント力を磨く良い機会となりました。
船山
私はまだ海外での仕事経験がないので、皆さんの話を聞くとぜひ世界の国々で自分を試したい気持ちになります。今、国内で電気設備保全の専門性を着実に高められていることに手応えを感じていますが、海外に出る機会が訪れれば必ずチャレンジしてみたいと思います。

THEME03スケール感あふれる仕事に
満足の日々

上山
皆さんは現在の仕事にどのようなやりがいを感じていますか?
福井
私はプラントのメンテナンスだけでなく改造や改良にも携わっているので、使用するさまざまな機器やメーカーと関わりながら自分の知見を日々広げられることが楽しいですね。また、年間何億円もの利益を上げる主力製品のプラント保全を担っている自負もあり、満足感たっぷりに仕事をしています。
船山
電気設備のトラブルはプラントの広範囲に影響を及ぼすため、それをしっかり保全して安全かつ安定したプラント稼働を支えている点が大きなやりがいです。設備の増改造工事などで、自分が設計施工を手掛けた機器が一発で立ち上がってくれた時はすごく嬉しくなります。
室井
個人的には、さまざまな案件や業務を経験できることがやりがいであり、仕事の醍醐味だと思っています。なかにはスケジュール的にタイトな案件もありますが、製造・技術・エンジニアリングの各関係部門が一致団結して協力し合い、乗り越えていく達成感は格別です。上山さんはいかがですか?
上山
私は建設と保全の両方の業務を経験してきましたが、いずれの立場でも室井さんのような電気計装チームや土建チームなど異なる分野のスペシャリストたちとタッグを組み、全体を取りまとめてプロジェクトを完遂に導いています。一部設備の担当者ではなくプラント全体をマネジメントする主役になれるのは、当社のエンジニアの大きな魅力ですね。
また最近は若手メンバーが増えており、意欲的に仕事に取り組むメンバーの成長のサポートが出来る事も楽しみに感じています。

THEME04やる気に満ちた若い仲間を心待ちに

室井
最後に、私たちの座談会を見てくれる機電系の学生の皆さんへそれぞれメッセージを送りたいと思います。まずは先輩の上山さん、お願いします!
上山
当社のエンジニアリング業務は、社内外の多くの人たちとの折衝や調整を通じて仕事を進めていきます。電気・機械など工学系の知識ももちろん必要ですが、それ以上に仲間と理解し合い、協力し合う力が大切になります。いろいろな人と積極的に関わっていきたいと考える方は当社の仕事にピッタリ合うと思いますので、そうした皆さんとともに働けることを楽しみにしています。
船山
学校で学んだ電気の知識は業界や会社を問わずほぼ一律に使えるもので、それを基礎にして仕事に応用していく形になると思います。化学メーカーのプラントでも十分に知識や力を活かすことができますから、ぜひ安心して飛び込んできてください。当社は幅広い仕事を任せてもらえるので、電気の知見も伸ばしやすいことをお伝えしたいですね。
福井
今、当社のエンジニアリング部門には若いエンジニアがとても増えてきています。社員同士のコミュニケーションも取りやすいですし、入社後は積極的に仕事に取り組んでいける環境です。私が皆さんとお会いできれば会社のことも仕事のことも詳しくご説明しますので、会社見学やインターンシップにぜひ参加していただくことを願っています。
室井
私が伝えたいことは上山さんと同じで、学生の皆さんには人間関係が仕事の基本であることを知ってほしいですね。業務知識やノウハウと同時に協力し合う人をよく知り、いかに深く連携していけるかが仕事の質と自らの成長を決めると思います。皆さん、本日はどうもありがとうございました。