経営学部卒
経理部 経理グループ
岡本 佑介
2015年新卒入社
日本のグローバル企業の多くが主に中国企業の台頭によって苦戦している中、素材メーカーは高い技術力を武器に変わらない強さを発揮していることを大学のゼミ研究で知りました。それをきっかけに素材メーカーに興味を持つようになり、就活で最も魅力的に映ったのが「少数精鋭」と「海外で働けるチャンス」を大きく掲げていた当社です。最終的に入社を決めた理由は、選考段階で出会った先輩社員の皆さんに自分と似た雰囲気を感じたことでした。
入社後3年間姫路製造所の総務部で勤務し、総務や人事労務に関するさまざまな業務を経験しました。4年目を迎えて本社経理部に異動になり、現在は3カ月ごとに行われる連結決算や有価証券報告書の作成をはじめ、グループ全体の新連結決算システムや全社的な基幹業務システム刷新業務などに携わっています。経理部の仕事は数字を扱いますが、その一つひとつの数字が持つ意味や実態を理解しながら正確に処理しなければならないのが難しいところです。よりよい業務や組織の形を感覚的に探りつつ改善していった総務部の仕事とは真逆のような特徴があります。自分の担当した数字が全社業績を表し、次年度以降の経営計画など経営層の判断の基になるため責任重大ですが、その分大きなやりがいを感じています。
これまで経験した業務の中では、姫路製造所時代と本社で手掛けた2つの仕事が印象に残っています。1つ目は、製造所で働く約1000名もの社員の食事をまかなう食堂運営事業者の変更です。新事業者の決定には、限られた予算を前提に味や衛生管理、オペレーションなど多様な側面を考慮した判断が必要でした。新しい食事提供を開始するまでは日々打ち合わせや事業者対応の連続でした。結果、周りの社員から「昼食が楽しみになった」という声を聞いた時は、非常に達成感を覚えました。2つ目は、グループ全体の新連結決算システム刷新です。新たにシステムを構築するにあたって、より効率的に連結決算作業が行えるよう業務フローの見直しも行いつつ、実決算の数値との比較検証を行ったため、業務全体の課題が山積みとなっていました。また実際に作成した数値が社外に公表されることになるという大きな責任がある中、システムベンダーへの相談や上司への報告を通じ着実に課題を解決していくことで、無事検証作業を終えることができ、2022年度から使用するシステムの構築を完了しました。
当社にはジョブローテーション制度があり、事務系社員はいろいろな職種を経験できるチャンスがあります。私も入社から立て続けに前述したような異なる業務の経験を通して、幅広い知識を得ることで、ビジネスパーソンとしてのバランス感覚を磨いてこられたと思っています。今後は営業や購買、企画といった職種にも挑戦して、知識とバランス感覚をさらに向上させていきたいです。もう一つ、海外に駐在することも私の大きな目標です。当社では世界各地の拠点に赴任するチャンスも多いので、ぜひ海外での仕事経験を加えて大きく成長したいと考えています。
普段の休日は自宅でスポーツ観戦をしたり、近所の銭湯に通ったりしてのんびり過ごしていますが、まとまった時間が取れてその気になったときは夫婦で登山に出かけます。仕事がデスクワーク中心なので、一日山道を歩き太陽を浴びて帰ってくると心身ともに最高にリフレッシュできます!
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