「日本触媒・湯河原万葉の森」が環境省の「自然共生サイト」に認定 ~生物多様性保全・回復の取り組みが評価~
- サステナビリティ
株式会社日本触媒(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:野田和宏、以下「日本触媒」)が生物多様性保全・回復に取り組む「日本触媒・湯河原万葉の森」が、2025年9月16日に環境省の地域生物多様性増進法に基づく「自然共生サイト」に認定されました。


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「自然共生サイト」とは、民間の取り組み等によって生物多様性の保全が図られている区域を指します。2030年までに陸域と海域の30%以上を健全な生態系として効果的に保全する「30by30(サーティ・バイ・サーティ)目標」の達成に向けて、令和5年度から認定が開始されました。令和7年度からは、地域生物多様性増進法に基づき認定された計画区域も対象に追加されています。
「日本触媒・湯河原万葉の森」では、2013年11月から、生物多様性保全・回復への取り組みとして湯河原町の新崎川上流の水源涵養林で森林整備(植樹、間伐、枝打ち等)や水源整備、自然観察会などを行ってきました。本認定においては、自治体やNPO法人など各団体の協力を得て、社員ボランティアによる活動を継続的に取り組んできたこと、また、在来種を中心とした多様な動植物種からなる健全な生態系が存する場としての価値等が評価されて認定につながったものと考えています。



当社は、全ての事業活動が生物多様性からの恩恵を受け、また、生物多様性に影響を与えていることを認識し、生物多様性保全はサステナビリティの取り組みの重要課題の一つとして考えています。今後も、事業活動に伴う生態系に対する負の影響を最小限にすること、また、正の影響を増やすことに貢献する製品や技術の開発にも取り組み、生物多様性の保全・回復に努めます。