スケール防止剤

スケールとは？

水中のイオンが難溶性の塩となって析出したもの

スケールとは、水中に含まれているカルシウム、マグネシウム、鉄、バリウムなどの陽イオンや炭酸イオン、炭酸水素イオン、硫酸イオン、ケイ酸イオンなどの陰イオンが加熱や冷却、またpHの変化により過飽和状態となって析出する難溶性の塩です。
ボイラーや冷却塔（クーリングタワー）においては、配管や熱交換部分でこのスケールが生成し、配管閉塞や装置の効率低下、故障などを引き起こします。
日本触媒で製造販売しているスケール防止剤は、スケールの析出を抑制、あるいは析出したスケールを分散する素材です。

スケール防止剤（アクアリック®L）の特徴

アクアリック®Lは、アクリル酸系の水溶性ポリマーです。水中の無機成分と結合し、静電反発作用により安定化するタイプと、立体障害作用を利用して安定化するタイプの2種類に大別されます。

スケール防止剤（アクアリック®L）の性能

アクアリック®Lは分子量の調節やさまざまな官能基の導入も可能で、多様な使用条件に対応する豊富なラインアップをご用意しております。品番ごとに得意とするスケール種や水質が異なります。

製品詳細

種類や分子量が異なる多数の製品を製造・販売しております。詳細はお問い合わせください。

よくある質問