※所属部署・役職は撮影当時のものです。
時代に即した企業・職場にするために
人財育成施策の進化に力を尽くす
前職は印刷会社で、10年以上にわたって総務部門に勤務していました。主に人事・労務を中心とした多様な業務に当たった中、別の環境に飛び込んで飛躍したい思いがつのり、転職を決意。前職時代の先輩社員を通じて日本触媒を知り、競合他社に勝る技術力や研究開発力にとても惹かれました。独自の強みを持つこの会社なら落ち着いた環境で仕事に集中でき、また新しい知識や経験も積めると考えて入社を決めました。
研修が持つ意味で述べたことと同様、教育体系も再構築して終わりというわけではありません。当社の取り組みはまだまだ発展途上であり、これからの時代や社会情勢の変化、さまざまなニーズに対応するべく継続的にアップデートしていくことが不可欠です。私は今後、社員個々人の能力を最大限発揮できる環境にするために、現在担当している能力開発以外の分野にも守備範囲を広げて、社員全員に働きがいを感じてもらえる仕組みづくりに携わっていきたいと思っており、新たに労働組合対応等の労働政策を掌るグループに部内異動します。そして人事部内での経験値と視点を上げ、日本触媒がグローバル企業としてさらに成長していくことに貢献したいと考えています。
最近の休日は子どもの習い事について行ったり、家族で公園や買い物、食事に出かけたりして過ごすことがほとんどです。車の運転と食べることが好きなので、旅行も大好きですね。これまでしばらく新型コロナウイルス感染症の影響で遠出を敬遠していたのですが、子どもの成長を目の当たりにする中、積極的に色んなところへ一緒に行かなければ!と焦っている今日この頃です。
当社だけでなく業界的な課題なのかもしれませんが、素材メーカーは「材料売り」に留まっているような気がしています。前職の印刷会社は「顧客のビジネスが上手くいくためにはどうすればよいか」を考え抜くビジネスでした。同じメーカーではありましたが、顧客の課題に応じて真因を分析し、解決するためにさまざまな手段を考え、適した解決策を提供していました。現在公開されている日本触媒の長期ビジョンや中期経営計画には「ソリューション提案力の強化」が謳われていますので、社内のマインド変化も含め、この課題が解決されるよう私自身も実務を通じて貢献していきたいと思います。