株式会社 日本触媒

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キャリア入社社員01

総務人事本部 
人事部 労政グループ

甲藤 翼Tsubasa Katto

経営学部 経営学科 卒
2018年入社

※所属部署・役職は撮影当時のものです。

時代に即した企業・職場にするために
人財育成施策の進化に力を尽くす

日本触媒に
転職した理由

前職は印刷会社で、10年以上にわたって総務部門に勤務していました。主に人事・労務を中心とした多様な業務に当たった中、別の環境に飛び込んで飛躍したい思いがつのり、転職を決意。前職時代の先輩社員を通じて日本触媒を知り、競合他社に勝る技術力や研究開発力にとても惹かれました。独自の強みを持つこの会社なら落ち着いた環境で仕事に集中でき、また新しい知識や経験も積めると考えて入社を決めました。

現在の仕事と
そのやりがいは?

日本触媒へ入社以来人事部人事企画グループに所属(取材当時)し、社員研修を主とした人財育成施策の企画・運営に携わっています。この仕事で私が常々意識しているのは、単に研修等を実施すればよい、というものではないこと。研修等は能力開発に必要な手段の一つに過ぎず、目的は社員が各々の実務に力を発揮して会社の発展や業績向上に貢献することです。日々の多忙な業務の中でこの手段が目的に置き換わってしまいそうになるので、そうしたときこそ、自分は何を成すために仕事をしているのかを振り返るよう心掛けています。こうして企画・運営した研修が、「実際の仕事で役に立った」、「受けてみて本当によかった」など、受講した社員から好評価をもらうと非常に嬉しく、やりがいを感じます。

日本触媒で
実現できたことは?

前職では事業部単位の人事業務を行っていたのに対し、当社で本社人事部の一員として会社全体を俯瞰した大きな仕事に取り組めたことです。当社は2022年4月、約20年ぶりに一般社員の人事制度を改定し、それに併せた全社的な教育体系の再構築を行いました。私はその推進メンバーになり、会社が考える人財開発の方針や期待する人財像を明確化し、マインド・知識・スキルの整理を行った上で今の時代にマッチする研修や教育方法のアップデートに取り組みました。結果、自律型人財の育成・増大を最大の目的にした新しい教育体系を完成できたことが、今後にもつながる非常によい経験となりました。

日本触媒で
今後、挑戦したいことは?

研修が持つ意味で述べたことと同様、教育体系も再構築して終わりというわけではありません。当社の取り組みはまだまだ発展途上であり、これからの時代や社会情勢の変化、さまざまなニーズに対応するべく継続的にアップデートしていくことが不可欠です。私は今後、社員個々人の能力を最大限発揮できる環境にするために、現在担当している能力開発以外の分野にも守備範囲を広げて、社員全員に働きがいを感じてもらえる仕組みづくりに携わっていきたいと思っており、新たに労働組合対応等の労働政策を掌るグループに部内異動します。そして人事部内での経験値と視点を上げ、日本触媒がグローバル企業としてさらに成長していくことに貢献したいと考えています。

OFF
の過ごし方

最近の休日は子どもの習い事について行ったり、家族で公園や買い物、食事に出かけたりして過ごすことがほとんどです。車の運転と食べることが好きなので、旅行も大好きですね。これまでしばらく新型コロナウイルス感染症の影響で遠出を敬遠していたのですが、子どもの成長を目の当たりにする中、積極的に色んなところへ一緒に行かなければ!と焦っている今日この頃です。

OFFの様子

日本触媒を
より良くするには

当社だけでなく業界的な課題なのかもしれませんが、素材メーカーは「材料売り」に留まっているような気がしています。前職の印刷会社は「顧客のビジネスが上手くいくためにはどうすればよいか」を考え抜くビジネスでした。同じメーカーではありましたが、顧客の課題に応じて真因を分析し、解決するためにさまざまな手段を考え、適した解決策を提供していました。現在公開されている日本触媒の長期ビジョンや中期経営計画には「ソリューション提案力の強化」が謳われていますので、社内のマインド変化も含め、この課題が解決されるよう私自身も実務を通じて貢献していきたいと思います。

インタビューの様子