株式会社 日本触媒

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キャリア入社社員02

知財部 
ライセンスグループ

濱川 恭子Kyoko Hamakawa

工学部 工業化学科 卒
2019年入社

※所属部署・役職は撮影当時のものです。

知財ライセンスの豊富な
経験・知見を活かして
全社にまたがるソリューションに貢献

日本触媒に
転職した理由

前職は電機メーカーで、製品や標準規格関連の特許ライセンスなど知財に関する交渉・活用を進める幅広い業務に従事していました。大手企業だったせいか、対外よりも社内調整に労力を要する環境の中で知財業務の本質的な意味と自分が果たす役割に徐々に疑問が積み重なって転職を決意。そんな時に新しい事業領域への拡大を図り、会社を変革しようとしていた日本触媒を知って、自分の知見と経験を十分に活かすことができるのではと思い面接を受けました。入社を決めた一番の理由は、それまでとは異なる化学分野で新たな課題解決に挑戦してみたいと考えたからです。

現在の仕事と
そのやりがいは?

私の所属するライセンスグループは、技術関連の秘密保持や共同研究等の契約の審査、知財や契約に関する研究部門・事業部門からの相談対応、ライセンス導入・供与の交渉などをメインに行っています。私の役割は、自らが知財に関するソリューションを直接提供するだけでなく、グループリーダーとして、メンバー全員に各自の能力や知見を発揮していただき、知財・ライセンスに関する課題を解決し事業に貢献できるようにすることです。技術者の皆さんとも密にコミュニケーションを取りながら、よりよい製品開発のソリューションを目指して知財の知識とノウハウを駆使し、事業貢献することに大きなやりがいを感じています。

日本触媒で
実現できたことは?

前職では組織が大きかったこともあり、例えば技術者の方と直接関わるような場面も少なく、自分が会社にどう貢献できているのか、仕事の意義が見えにくい面がありました。一方、日本触媒は知財担当者も技術を扱う現場と距離が近く、技術者の方とやり取りしながら自分の知見や経験に基づく提案ができます。技術者の皆さんは真面目でやさしい人が多く、誰もが技術や事業について親切に教えてくれますし、たとえ小さなアドバイスでも知財側からの提案を真剣に検討してくれます。日本触媒に入社し、自分の考えるソリューション提供を着実に積み重ねていける場を得ることができたと思います。

日本触媒で
今後、挑戦したいことは?

日本触媒は私にとって4社目の勤務先になります。個人的に、専門職のキャリア採用者はいわば傭兵的な側面を持っていると考えており、自らが培った専門的な知見・スキルをいかに活用し、新しく入った会社の事業に貢献するかという点が最も重要だと考えています。そのような自分の基本の考え方は変わらないため、日本触媒における自身の今後の目標も、粛々と自分の専門性を発揮して会社が抱える課題を解決していくことに尽きます。一方で現在の私の年齢や立場からすると、自分の経験から得た知識やノウハウ、目線を変えたものの見方を少しでも多くの方に伝えることが求められており、そういったものを会社の新しいDNAの一部にできればと思っています。

OFF
の過ごし方

オンとオフは明確に分ける主義です。ゆえに休日は読書をしたり、家事をしたり、ゆっくりと自宅で過ごすことが多いですね。計画的に休みを取りやすい職場なので、有給休暇を利用して旅に出ることも時々あります。写真は金沢を訪ねた時のもので、今後もいろいろな場所に行く計画を立てています。

OFFの様子

日本触媒を
より良くするには

今、日本触媒はDX推進による全社の変革方針を打ち出し、社員はその実現に向けてより自律的な考動を求められています。しかし、これまでの歴史の積み重ねもあって、既存のやり方に安心してしまっている部分もあるように見えます。前職を含めた他社の状況と比べると、IT環境・デジタル化・勤務形態の自由度など自律的に仕事をする環境はまだ改善の余地があると思います。今後も一層外から学び、改革への思考を停止しないことが大切だと考えますので、私もその一助となるよう貢献したいと思っています。

インタビューの様子