住友化学シンガポールのアクリル酸事業の譲受について

2004年4月1日

株式会社日本触媒(本社:大阪市中央区、社長:柳田 浩)、住友化学工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:米倉弘昌)ならびに東亞合成株式会社(本社:東京都港区、社長:山寺炳彦)は、このたび、日本触媒が住友化学および東亞合成のシンガポールアクリル酸事業の一部を譲り受けることに基本合意をいたしました。
その具体的内容は以下のとおりであります。

  • 1. 日本触媒は、シンガポール・アクリリック社(粗製アクリル酸60,000トン/年、住友化学シンガポール60%、東亞合成アジア40%)の51%の持分を住友化学シンガポールから譲り受ける。
  • 2. 日本触媒は、スミカ・グレーシャル・アクリリック社(精製アクリル酸25,000トン/年、住友化学シンガポール100%)の全持分を住友化学シンガポールから譲り受ける。

以上の事業譲受により新たに日本触媒は全世界で450,000トン/年のアクリル酸生産能力を保有することになります。

本事業譲受は、2002年3月に日本触媒、住友化学両社で行ったアクリル酸事業とMMAモノマー事業との事業交換の一環で検討してきたものです。3社とも自らのコア事業に経営資源を集中投入し、強化・発展させていく必要があるとの認識で一致し、今回の基本合意に至りました。

なお、3社では現在必要な手続きや詳細の詰めを実施中であり、本年6月末を目途に当該株式の譲受を実行する予定です。

以上

[本件に関するお問い合わせ先]

株式会社日本触媒 総務部広報グループ 06-6223-9105

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