アクリル酸特殊エステルプラント建設起工式開催 -EOセンター化を推進-
株式会社日本触媒(社長:池田全徳、本社:大阪市中央区)は、昨日2012年5月22日、川崎製造所にて、アクリル酸特殊エステル2万トン/年プラント建設の起工式を執り行いました。(今回投資の概要は後述)
同プラントは、自動車用塗料等の旺盛な需要成長に応えるため、昨年8月、建設を決定したものです。これにより、当社の特殊エステル事業は今後の安定した需要拡大を捉え、世界シェアトップの地位をさらに強固にします。(2011年8月2日付当社リリース参照)
◆投資の内容
生産能力———– アクリル酸特殊エステル 2 万トン / 年
【姫路の既存能力4 万トンと合わせ、国内計6 万トンの年間生産能力となる】
時期————— 2013 年9 月末完工、同年10 月商業運転開始
場所————— 川崎製造所、千鳥地区新規(2007年)取得敷地
設備投資額——— 約35 億円
◆能力増強の狙い
・ 自動車用塗料向けのアクリル酸特殊エステルが年率4%以上の伸びを示しており、今後の安定した需要拡大を捉え世界シェアトップの地位をさらに強固にします。
・ 姫路および川崎の国内二拠点生産体制を確立いたします。将来的には、EO系品目を川崎に、非EO系品目を姫路にそれぞれ集約することにより、製造・販売効率の向上や競争力の強化を図ります。
・ EO川下製品の充実に寄与し、川崎製造所におけるEOセンター化および非EG化を推進します。
以上
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