姫路製造所における爆発・火災事故について(第5報)

9月29日(土)、弊社姫路製造所にて発生しました爆発・火災事故につきまして、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げ、ご遺族に対し心よりお悔やみ申し上げます。負傷された方、近隣住民の皆様、関係各位に多大なご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。
本日開催されました兵庫県石油コンビナート等防災本部会議で、弊社は当該事故についてご報告申し上げました。この報告内容を含む10月9日(火)14時現在で判明しております内容は、下記のとおりです。
なお、今後、事故内容の詳細等が判明次第、都度お知らせ致します。

1、発生場所
兵庫県姫路市網干区興浜字西沖992-1
株式会社日本触媒 姫路製造所 アクリル酸(中間)タンク

2、発生経緯
アクリル酸中間タンクで白煙を確認した時刻を9月29日(土)13時ごろ、当該タンクが爆発・炎上した時刻を同日14時40分ごろと発表しておりますが、現在社内調査を実施しており、今後改めてその結果をご報告申し上げます。

9月29日(土)22時36分 鎮圧
9月30日(日)15時30分 鎮火

3、被害状況
・人的被害(消防庁、株式会社日本触媒姫路製造所爆発火災(第11報)より)
死者: 1名(消防吏員)
重症: 5名(消防吏員2、従業員3)
中等症: 12名(消防吏員7、警察1、従業員4)
軽症: 19名(消防吏員15、警察1、従業員3)

・物的被害等
当社の平成24年10月2日付、適時開示資料:「姫路製造所における爆発・火災事故の損害見込額に関する報道について」をご参照ください。

(以下、資料抜粋)
「保険求償による填補は考慮せずに、もし、姫路製造所全製造設備が停止した場合の機会損失額は、1日当り約1.5 億円(1カ月で約45 億円)、設備損壊による復旧費用等は、今のところ不明ですが50 億円程度」

4、構外への影響
排水口を閉鎖しており、現時点で有害物質の製造所構外への漏洩はありません。

5、操業状況
当該製造所内の全プラントの操業を停止しております。

6、製品供給への影響
現段階では不明です。

7、業績への影響
今回の事故に関する損害見込額等、業績への影響については、現時点で見積もることが困難な状況です。今後、業績への重大な影響が見込まれる場合は、別途開示いたします。

8、原因と対策
現在、関係ご当局による調査中であります。
弊社は、事故対策本部を設置し、事故原因調査等を全力で進めております。
また、外部の学識経験者を中心とする事故調査委員会を10月5日に設置し、原因究明を進めてまいります。
今後、事故原因が判明次第、適切な対策を実施する予定です。

以上


【問い合わせ先】
株式会社日本触媒 IR・広報室
TEL: 03-3506-7477  〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-2-2

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