ユミコア日本触媒 自動車技術会賞「論文賞」を受賞
株式会社日本触媒(社長:池田全徳、本社:大阪市中央区、以下「日本触媒」) の関連会社で、自動車触媒事業を展開する、ユミコア日本触媒株式会社(以下「ユミコア日本触媒」)は、 技術論文「ガソリンエンジンの排ガス浄化性能を向上する鉄触媒技術の開発」(三菱自動車工業株式会社様との共同研究)で、このたび公益社団法人自動車技術会 第65回自動車技術会賞「論文賞」を受賞いたしました。
同論文は自動車技術会2013年秋季大会(2013年10月)にて発表し、2014年3月に同会論文集に掲載されたものです。
自動車技術会賞は、公益社団法人自動車技術会により、1951年に自動車工学および自動車技術の向上発展を奨励することを目的に創設され、自動車技術における多大な貢献・功績に対し贈られるものです。
本論文は、高価な貴金属(パラジウム)を使用しているガソリンエンジン排ガス触媒の代替として安価な鉄触媒に注目し、その基本的な排ガス浄化特性を詳細に調査し、活性メカニズムを明らかにしたものです。耐久後の性能劣化を改善した改良鉄触媒は、パラジウム触媒を代替できる可能性があり、経済性効果と省エネ効果が大いに期待できるとして高く評価され、今回の受賞となりました(※)。
ユミコア日本触媒は企業理念「Clean Air is Our Business」の下、優れた触媒技術の開発を通じて、地球環境の保全に貢献しております。
◆ ユミコア日本触媒の概要
設立 2012年3月
所在地 愛知県常滑市りんくう町一丁目25番19号
代表者名 代表取締役社長 村松 正隆
事業内容 自動車用排気ガス浄化触媒の販売、研究開発及びこれらの付随業務
資本金 750百万円
出資者 Umicore Shokubai S.A.社(ルクセンブルグ)100%
Umicore Shokubai S.A.社は、Umicore社(ベルギー)が60%、日本触媒が40%出資する統括会社で、傘下にユミコア日本触媒など自動車触媒の事業会社5社 (日本、米国、ドイツ、ブラジル、中国)を持つ。
拠点 常滑、東京、姫路
※ 公益社団法人自動車技術会ホームページ
https://www.jsae.or.jp/09award/jsaeawalist.php
【問い合わせ先】
株式会社日本触媒 IR・広報部
TEL:03-3506-7605 〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-2-2
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