「化粧品向け新規多機能性ポリマーの開発」が近畿化学協会より第76回「化学・環境技術賞」を受賞
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株式会社日本触媒(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:野田和宏、以下「日本触媒」)は、「化粧品向け新規多機能性ポリマーの開発」で、一般社団法人 近畿化学協会の2023年度第76回「化学・環境技術賞」を受賞いたしました。
日本触媒が開発した化粧品用途に適した多機能性ポリマーは、学術的に知られていた抗菌メカニズムに基づきポリマー設計を行い、特定のカチオン性モノマーと疎水性モノマーの比率を最適化したものです。このポリマーは既存の抗菌剤と同等以上の高い抗菌性を有しており、コロナウイルスに対する不活化効果や皮膚の保湿性向上、花粉やPM2.5に対する付着抑制効果を示す事も確認しております。このポリマーを配合した化粧品は、お肌や毛髪を菌やウイルスによるダメージから守ることが期待されます。
日本触媒の多機能性ポリマーは化粧品の様々な課題を解決する素材として市場で高い評価を受けております。今回、これらの業績が認められて「化学・環境技術賞」の受賞に至りました。
◆近畿化学協会「化学・環境技術賞」
化学に関する研究・技術で、工業的・社会的・学術的価値が明らかになったもの、および地球環境との共存並びにその維持・改善を積極的に意識し、方向付けがなされた新技術・改良技術で工業的・社会的・学術的価値が明らかとなったものが対象とされています。