アクリル-スチレン系微粒子(エポスター®MA2003)

基本情報

エポスター®MA2003は、当社が独自の技術で開発した平均粒子径3μmのアクリル-スチレン系架橋物の真球状微粒子です。耐熱性、耐溶剤性、分散性に優れ、各種フィルムの光拡散剤用途で高い評価を得ています。

SEM写真(MA2003)
頻度 体積のグラフ
粒度分布図(MA2003)

特長・特性

  1. 光拡散性能に優れています。
  2. ポリオレフィン等の樹脂や溶媒に対して分散性が良好です。

用途例

  • 光学フィルム用光拡散剤

製品詳細

組成

アクリル-スチレン系架橋物

製品代表物性一覧

アクリル-スチレン系微粒子

タイプ平均粒子径
(μm)
屈折率真比重
MA200331.561.2

耐熱性データ

タイプ熱重量減少量(%)熱分解温度(℃)
100℃200℃
MA2003-0.6-2.0284

測定方法

(1) 熱重量減少量(%)

100℃における重量を基準とした規定温度到達時の重量減少量。

(2) 熱分解温度

微粒子を徐々に加熱した際に顕著な重量減少が起こり始める温度。

※お取り扱いの際には必ず化学品安全データシート(SDS)をご参照ください。

日本触媒の微粒子

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