CEATEC 2024に出展しました 独自素材の開発を通じてデジタルイノベーションに貢献!
先進ディスプレイデバイス技術に貢献!9素材をご紹介
経済発展と社会課題の解決を両立するSociety 5.0の実現を目指し、あらゆる産業・業種の人と技術・情報が集い、「共創」によって未来を描くために「Innovation for All」をテーマとしてCEATEC 2024が開催されました。
日本触媒では、人と社会から必要とされる素材・ソリューションを提供することを未来の目指す姿とし、環境対応への変革を進めています。日本触媒の強みの1つは、化学メーカーとして培ったノウハウに基づいた化学素材の研究開発力。当社ブースでは、ニーズに応える化学素材を4つのテーマに分けて紹介しました。
出展製品/開発品一覧
テーマ① 見やすさ
市場拡大を見据えて注目されるウエアラブルデバイスの1つ「スマートグラス」。ジルコスター®の高屈折率&透明性によりスマートグラスの広視野角を実現し、高性能化に貢献します。
また、アクリビュア®は優れた耐熱性・耐久性を持つ光学樹脂で、ヘッドアップディスプレイ(HUD)に求められる小型化・高輝度化に貢献します。
テーマ② 省エネ
製品の省エネ設計につながる素材として、高屈折素材であるジルコスター®や高屈折率樹脂(開発品)をご紹介。ディスプレイの光取り出し向上を実現することで、高輝度化・省エネに貢献します。
製造プロセス中で低温硬化が可能な、レジスト樹脂(アクリキュアー®)低温硬化タイプ(開発品)もご紹介。展示ブースでは、従来樹脂との比較がわかる動画を用いて解説しました。
【出展アイテム】
高屈折率ナノ粒子 (ジルコスター®)
高屈折率樹脂(開発品)
レジスト樹脂(アクリキュアー®)低温硬化タイプ(開発品)
レジスト樹脂(アクリキュアー®)高屈折率タイプ(開発品)
テーマ③ 軽さ&薄さ
さらなる薄型軽量化が求められるデジタルデバイス。
紙より薄いフィルム光源(薄膜約0.1mmの薄さの有機EL面光源)である、iOLED®フィルム光源(開発品)は、デザイン性がありながらも、薄型化・省スペース化に貢献します。
また、真球状シリカ微粒子(シーホスター®)は、高純度で均一な粒子径のフィラーであることから半導体の高密度化に貢献し、高性能化・小型化を実現します。
テーマ④ フレキシブル
次世代のデバイスとして期待されるフレキシブルデバイス。フレキシビリティを発揮するためには、柔軟性と強度の両立が必要です。
ディスプレイの高機能化に貢献するモノマーであるAOMA®は、「硬さ・耐熱性」と「柔軟性・強靭性」を併せ持つ材料として活躍。AOMA®を動画で紹介するコーナーに加えて、フォルダブルディスプレイに使用可能な初出展のBFフィルム(高硬度フィルム、開発品)も展示いたしました。
【出展アイテム】
フィルム光源(iOLED®、開発品)
環化重合性モノマー(AOMA®)
BFフィルム(高硬度フィルム開発品)