吹田地区研究所
代表者 | 取締役常務執行役員 住田 康隆 |
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所在地 | 大阪府吹田市西御旅町5-8 |
従業員数 | 419名 |
研究開発組織 | コーポレート研究本部、GX研究本部、インダストリアル&ハウスホールド研究部、電池材料研究部、エレクトロニクス&イメージング研究部、生産技術センター、健康・医療事業室、化粧品事業室研究グループ、イオネル研究部、イオネル技術部、イオネル国内立地準備室、水・環境事業準備室、プリンティング材料事業準備室、R&D統括部、研究総務部、研究RC部 |
連絡先 | TEL 06-6317-2202/FAX 06-6317-1578 |
2023年度のRC活動の実績
労働安全衛生 | 休業災害 0件、不休災害 3件※1 |
保安防災 | A級・B級保安事故 0件 |
環境保全 | 廃棄物リサイクル率 100% |
※1 吹田地区研究所と姫路地区研究所の件数
労働安全衛生では、熱中症、事務作業中の転倒、および実験中の被液の3件の不休災害が発生しました。危険予知ができていれば避けられたものもあり、今後の取り組みに反映する予定です。
保安防災では、各部署での初動対応訓練、展開させた全体訓練、そして消防署との合同訓練と、計画的に実施しました。毎年発災部署を持ち回り、PDCAを回しながら防災力の向上を図っています。
環境保全では、廃棄物の分別を徹底することで廃棄物リサイクル率100%を継続し、省エネルギーでは運転方法の見直しや老朽機器の更新などで対策を進めています。
今後も持続可能で安全な研究活動を目指してRC活動を進めていきます。
出初式への参加
天候にも恵まれた2024年1月7日、「吹田市消防出初式」が近くの神崎川河川敷で開催されました。
吹田地区研究所は、新型コロナウイルス感染症の影響により2019年度以来4年ぶりの参加となりました。
消防署・消防団・企業など、多数の組織が参加し大勢の方が観覧される中、消防によるドローン撮影・新型車両の紹介と消防隊員による救助訓練などが披露されました。また、一斉放水では、当社隊員(新入社員4名)が、南消防署員の指導によるポンプ操法訓練の成果を存分に発揮し、見事な動きで役目を果たしました。
このような行事に参加することは、大規模災害の発生に備えて、地域との連携を確認する良いきっかけになるため、今後も参加する予定です。
GMP※2への取り組み
吹田地区研究所で2019年に稼働を開始したSGP棟は、新たな製品である中分子医薬品(治験薬を含む)の原薬製造を目的としており、GMPで管理されています。中分子は標的に対する高い特異性により、医薬品として様々な疾患に活用可能と考えられ、多様な可能性をもつ化合物です。その原薬製造においては、作業時の安全の確保はもとより、人々が安心して使える安全な医薬品を提供するために、これまでのRC活動に留まらずGMPを順守し、品質の向上・安定化に取り組んでいきます。
※2 GMP:Good Manufacturing Practice(製造所における製造管理、品質管理の基準)