労働安全衛生

日本触媒は労働災害ゼロ(協力会社含む)を目標に掲げ、作業環境の整備、危険要因の低減、快適な職場づくりを促進し、労働安全衛生活動を進めています。

労働安全衛生基本方針

この方針はサステナビリティ推進委員会(旧・テクノアメニティ推進委員会 委員長:社長、委員:社長が任命する社内取締役・執行役員など)において承認されています。

日本触媒グループは、RC基本方針に基づき、労働災害および健康障害を防止し、従業員の安全と健康を確保するため、快適な職場環境を形成し、全員で労働安全衛生活動を継続的に推進します。

RC基本方針

推進体制

目標と実績

2023年度目標2023年度実績2024年度目標
休業災害ゼロ
不休災害ゼロ
(協力会社含む)
  日本触媒
    休業災害 5件
    不休災害 4件
  協力会社
    休業災害 2件
    不休災害 5件
休業災害ゼロ
不休災害ゼロ
(協力会社含む)

近年、労働災害は、当社で若年層に多く、また協力会社では職歴の浅い方に多く発生しています。若年層また職歴の浅い方に対して危険認識を高めるための安全教育を充実させています。

休業災害度数率

※休業災害度数率:100万延べ実労働時間あたりの労働災害被災者数
* 出典:厚生労働省「労働災害動向調査」

労働災害発生件数推移(休業+不休災害)

取り組み

労働安全衛生の継続的改善

当社は労働安全衛生マネジメントシステム(OSHMS)を中心に、労働安全衛生の継続的改善を進めています。また、日々の危険予知(KY)活動、ヒヤリハット活動、5S活動などの安全基本活動、および各種教育・訓練などを計画的に実施することにより、労働災害の防止を図っています。労働災害発生時には、発災職場で原因の深掘りと対策立案を行い、それを安全衛生委員会において労使双方の立場で評価することで、その再発防止と類似災害の未然防止につなげています。

労働災害の未然防止

労働安全衛生マネジメントシステムに従って、定常作業のみならず、新規作業または非定常作業においても作業のリスクアセスメント、取り扱い物質に関するリスクアセスメントを行い、リスクの除去・低減に努めています。

安全基本活動

労働災害を未然に防止するためには、日常の安全活動が重要と認識し、作業前のKY活動、ヒヤリハット事例の収集・活用、職場の5S活動に注力しています。危険意識を維持・向上させるために、KYトレーニングやKY研修会を定期的に開催し、日々の安全活動の向上を図っています。また、①一呼吸、②指差呼称、③手すり持ちを「安全基本行動」として、ポスター掲示・教育などで周知・徹底し、労働災害防止に努めています。

体験学習

現場作業に潜む危険を予知するための感性向上を目的に、さまざまな体験学習( 姫路製造所サイトレポート参照)を実施しています。
体験学習の一つとして、静電気による有機溶剤の着火・爆発体験を行っています。

有機溶剤爆発体験学習

当社を退職された方への健康面の対応

当社は、創業以来アスベスト製品の製造は行っていませんが、保温材やシール材の一部にアスベスト含有品を使用していました。
そのため、当社を退職された方への健康面のご相談について対応させていただき、希望される方には健康診断を受診していただいています。これらの案内は、当社Webサイトに掲載しています。

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